どうも。<br /><br />主です。<br /><br />今回は、五行論について解説します。<br /><br /><b>五行論のはじまり</b><br />古代中国の人々は、自分たちの生活と切ってもきれない自然界の事象について、<br /><br />ある法則を当てはめました。<br /><br />古代中国の文明は、黄河文明ともいいます。<br /><div align="center"><a href="https://livedoor.blogimg.jp/hietorisamurai/imgs/9/a/9a74bbe2.png" title="B7569D92-A4D5-4F63-951E-B09324A0AFBF" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/hietorisamurai/imgs/9/a/9a74bbe2-s.png" width="480" height="480" border="0" alt="B7569D92-A4D5-4F63-951E-B09324A0AFBF" hspace="5" class="pict"></a></div><br />黄河を中心とした四方の土地の気候や土地の色などと関連させ、五行論は成立しました。<br /><br /><br />陰陽が二つに分かれて、南北に分かれました。<br />二つの気はそれぞれ、濃淡をつけながら分かれました。<br /><a href="https://livedoor.blogimg.jp/hietorisamurai/imgs/d/7/d7bc8cb3.png" title="EA5B9D6F-6073-4509-9178-428F3CD56C73" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/hietorisamurai/imgs/d/7/d7bc8cb3-s.png" width="480" height="480" border="0" alt="EA5B9D6F-6073-4509-9178-428F3CD56C73" hspace="5" class="pict"></a><br />陽の気の一番濃い部分は、暑さの強い南へ<br /><br />陰の気の一番濃い部分は、寒さの強い北へ<br /><br />それぞれの真ん中あたりの濃度の気のうち、陽のものは東、陰のものは西へ<br /><br />そして、四方から中央に気が集まりました。<br /><br /><br />東西南北と五行はこのような関係を持っています。<br /><br />陰陽についてはこちらの記事で説明してます<br /><iframe frameborder="0" scrolling="no" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" src="https://richlink.blogsys.jp/embed/4048623d-fe1c-3109-ae7e-dfc578c27a0e"></iframe> <br /><br /><br /><br /><br />※色との関係がわけわからんという方に<br />中国の東側には海の青、また、草木が生茂る地域があります。<br />中国の西側には標高の高い雪山が多く、白色をイメージすることができます。<br />南北に関しては、純粋に気候を当てはめているものと思われます。<br /><br />中央に関しては、古来より皇帝が鎮座するところがど真ん中!でしたので、<br />1番気の集まりが良い、とされています。<br /><br />結構こじつけな面もあるので、現在の科学と一致せず非科学的な部分もあるかもしれませんが、<br />現在の科学でも未知の事象はたくさんあります。<br /><br />古代人が当時の世界をどのように捉え、健康維持に役立たせようとしてきたかを考えるのに、<br />五行論は適しているのです。<br /><br />&nbsp;ですので、現代の日本の環境に無理やり当てはめるのもナンセンスです。(なんか知らんけど当てはまることもあります)<br />あくまで、古代中国で発展してきたものなのですから。<br /><br />ただ、東洋医学の考え方をする時に、ものすごくピタッと五行論が当てはまるのです。<br />パズルが解けるように、気持ちのいい瞬間があります。<br /><br /><br /><b>木火土金水 五つの要素<br /></b><br />これらの要素は、古代中国の人々の生活にとって欠かせないものでした。<br /><br />人々はこれらの要素に関係性を見出し、まとめました。<br /><br />それぞれの要素は、それぞれが表す性質を示しているもので、木そのもの、火そのものではありません。<br /><br />木に代表される性質のもの、というような感じ。<br /><br />これらの要素に関しては、次回以降一つ一つ解説していきますね。<br /><br /><br />ではでは、次回に続きます。<br /><br /><br />&nbsp;